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2005年11月19日

赤い服のチカラ

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 大平雅美です。こんにちは。
私は赤い服をよく着ます。それにはいろいろな理由があるのです…。

①着ると温かい気分になるから。
②着ると気分が高揚するから。
③朱色が好きだから
④元気がない時にカモフラージュしてくれるから。
⑤赤い服を着ると良いことがいっぱいあったから。
などなど、まだまだ理由はたくさんあります。

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20歳代前半、まだNHK高松放送局で働いていた頃のお話です…。
今思うと、あれは人手不足だったのか、修行だったのかー。


高校野球夏の地方大会のレポーターに駆り出された。
そこまでは女性として大抜擢だったのだが、何日間も続く予選の中継は、
みんなを徐々に疲労させていった。
加えて当時の高松は他の行事が重なり、担当アナウンサーが減っていった。
そしてついに恐れていたことがー!
何と1塁側と3塁側の両方のレポーターを務めることになったのです。
ウッソーーー!
ありえないー!

でも本当に当日は来てしまった。
担当アナウンサーは、実況アナ1名と私だけ…
今考えると当時の上司は勇気があったと思う。素人同然の私にそこまで
任せてしまう太っ腹!イやこの無責任!
さらに彼は休暇をとって高松から消えてしまった。

結果はもう伝えるまでもなくー。
第一、広い応援席をどうやって移動するというのだ!
しかし走りに自信があった私は、猛烈にカメラクルーと共に走った!走った!走ったよ~!

忘れもしない、実況アナのヤツ。
実況席から私がセンター通路を走っているのが見えているくせに
「3塁側のオオヒラさーん」と呼んだ。
「はーーーい」
とお返事しつつコブシを握り締めた。(いつか、たたいてやるぅ)
「ゼイゼイゼイ・・・。こ、こちらは3塁~」

2日めから毎日、私は赤い服を着ていった。この頃は色彩の勉強はしていないのに
どうやら私のカラダが「赤」を求めたらしい!

ところで狭い地方マスコミ。それが面白かったのか某新聞社カメラマンが
私の毎日の赤い服を撮り続けて、後でミニアルバムにまとめてくれた。

以後、高松マスコミ業界では「オオヒラは赤軍」と呼ばれることになった。(つづく…)


ps そうそう、ニフティ・ココログブログも見てください。勢いでもう一つ作っちゃいました。
「色おんなー色おとこ」大平雅美
http://color-voice.cocolog-nifty.com/blog/

ヨロシクネ。

投稿者 M.Ohira : 2005年11月19日 16:53