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2007年03月13日
松坂大輔投手と「赤」
松坂投手・・・。日本にいるときはあまり気にならなかったけれど、
アメリカへ行ってからは注目して見ている。
それは、レッドソックスのあの燃えるような「赤」いユニフォームがあまりに似合うから。
はじめて松坂投手の赤いユニフォーム姿を見たときにテレビに目が釘づけになった。
オーラというものがあるのだとすると、
やっと彼本来がもっている輝きと外見を纏う服の色が一致したように見えた。
西武のユニフォームは明るい青、
この色は彩度・明度共に高い青で、濃い青と違って創造力を喚起する色。
ターコイズブルーに近いこの色は、私も好きなカラーで、
松坂投手もよく似合っていた、と思っていた。
しかし、レッドソックスのアノ真っ赤なユニフォームを見たときに
彼にもっとも相応しい色があったことに気がついた。
ファイヤーレッド！燃える赤。
私は、野球の技術論はまったく分からないし、ジャイロボールにも興味がない。
でもマウンドから投げ下ろす松坂投手の力強い姿を見るたびに
金剛神、特に東大寺三月堂の「執金剛神像」が思い浮かぶ・・・。
はるか天平時代の産物。
金剛神は金剛心でもあるような気がする。
ー金剛のように堅固な信仰心ー
信仰心とは少し違うと思うが、
松坂投手の大リーグ行きのプロセスには金剛心を感じた。
そして金剛といえば金剛石、
最も堅いダイヤモンドと重なるのである。
真っ赤なユニフォームを着た松坂投手、
内面も外見も赤く輝くその姿を応援したいと思う今日この頃です。