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2008年01月03日
今度はジュエリーカラー!
メガネの次はジュエリーカラーです。
ジュエリーは奥が深いので、なかなかカラー展開の話をするのは難しいのですが、
「IJT国際宝飾展2008」の講師を依頼されたのをきっかけにファッションとカラーについて
考えてみました。
バブルがはじけて以降、シルバー系のアクセサリーやジュエリーがほとんどで
華やかギラギラに見えるゴールドは敬遠されたのか、本当に店頭に少なくなっていました。
とは言うものの主流はプラチナではなく、ホワイトゴールドで、
見た目はプラチナカラーというのが現状です。
ベースの色がイエロー系の肌の私にとっては、プラチナやホワイトゴールドは難しい色。
似合わないこともあって、すっかり宝飾店から遠のいていましたが、
今回の依頼を機に何店かジュエリー店を取材することにしました。
結論から言って、
①ジュエリーは極めて嗜好性の高いものであるが、
服飾など全体とのコーディネートを整えることは重要であること、
②似合う色よりは、宝石自体の価値が優先されている現状
③成熟した女性は成熟したジュエリーを身につけること
④文化的に充実し、欧米のようなジュエリー環境にすること
つまり男性が上手に文化的な場面でエスコートして欲しい
など、様々な面白い話を聞かせて頂きました。
とは言っても、今までのメガネや化粧品の取材のようには、
簡単に似合う色の宝石を購入できないのがこれまた悲しいところです。
しかし、「女性は年を経るごとに、似合う色の良質のジュエリーつけるべきである」と
大いに感じた取材でした。
さて専門家対象のセミナーで、
「ベストジュエリーを提案するカラーコーディネート」と言う演題で90分お話します。
興味がある方はぜひ、東京ビッグサイトへお越し下さい。
◆1月24日10:30~ 「国際宝飾展」 東京ビッグサイト
投稿者 webmaster : 2008年01月03日 15:18