メイン | 赤い服のチカラ »

2005年11月17日

色おんな―色おとこ ~ golden girl & boy ~

shikisoukan.jpg

 こんにちは、大平雅美です。私は「色」についてアレコレ考えているときが至福の時です。最近こんな言葉を見つけました。

「赤縄足を繋ぐ」
 何と、これは結婚が決まって落ち着くことになったという意味!小指の赤い糸が繋がっている話は有名ですが、足を繋ぐというのもあったのですね。こちらは、足を繋ぐと一生夫婦の縁が切れないという赤い縄の伝説から語られているものだそうです。こうやって色に関係した言葉をさがしてゆくと先人達は偉かった。

「朱に近づけば赤し」
 これは、人はどのような人物に関わり合うかで良い方も悪い方にも向かったりするという意味ですが、同様の言葉で「朱に交われば赤くなる」「丹の蔵する所のものは赤し」等がありますね。そうそう人生において、どんな人と巡り合うかは大切なこと。だって朱に触れれば赤くなるんですもの。だからと言っては何だけど、どんな色に巡り合うか、そしてどんな色が自分の心とシンクロするのかを感じることは大事なことです。そう「色に近づけば幸多し」!

 これは私の造語ですが、いっしょに色を近づいて「しあわせ」を見つけましょう。

 さてさて「色」といって思い出すのはどんなこと?実はこの漢字、うずくまる女性に男性が覆いかぶさる形を表わしたものなんですって。つまり性的な意味をこの漢字そのものが持ち合わせているらしいのです。う~ん…、そうかな?どう見たらそんな形にみえるんだろう。私にはうまく理解できないけれど、一般的にはそんな風に語られています。やがてその言葉の意味が広がって、「色に出る」「色を失う」など、人の感情を表わす状態にも用いられるようになったのだそうです。

 それにしても「色」を思い浮かべると「色気」「色恋」「色声」「色心」「色狂い」「色悪」「色争い」「色遊び」「色男」「色女」「色香」「色敵」…など嫌になるくらい色っぽい言葉が並びますねぇ。

【初回のお楽しみ】
●今の気分はどんな色?(上の色相環を参考に!)
 ※プラスとマイナスの両方の意味を挙げます。どちらが今の気分に近いかな。


 + 積極的、行動的、やる気、エネルギーに満ちている、体力に自信、愛情活発
 - ストレス爆発寸前、フラストレーション過多、元気がない、愛情面で落胆、

オレンジ
 + 人脈多し、キャリアアップ志向、玉の輿願望、陽気、カリスマ性、グルメ
 - 孤独感, 忍耐、飲み過ぎ、何かでショックを受けている

黄色
 + 明るい希望あり、友人とのコミュニケーション活発、勉強意欲、
 - 神経過敏、小さいことにクヨクヨ、皮膚のトラブル、


 + 安定、リラックス、バランスがとれている、新しい旅立ち、
 - 優柔不断、決断できないことがある、疲労、目の疲れ、


 + 冷静で落ち着いている、企画力増大、緻密な作業得意、信頼される、
 - 積極的になれない、起こってもいないことを心配、


 + 個性的、美意識が発達、頭の働きが活発、感性が豊か、
 - 情緒が少し不安定、悩みがある、不眠、頭痛などで体調が良くない

ピンク
 + 愛情面で動き、小さい幸せ、人から親切にしてもらえる、尽くす喜び、
 - 過保護、行き過ぎた愛情、親切の押し売り、愛情が足りないと感じる


 + 強い決意、ひとりでやりぬく覚悟、仕事でステップアップ、
 - 人を寄せつけない、強情、独り善がり、一匹狼的行動

いかがでしたか?当てはまっていましたか。色にはたくさんの意味やメッセージがあって、今回はほんの一部を紹介しました。カラーセラピーにはこんな言葉があります。

「選んだ色があなた自身です」
つまり言葉はウソをついたり飾ったりできるけれど、選んだ色はウソをつかないということの例えなのです。さてさて今、良い気分の人も少々不調だった人も今日は今日の風が吹く。つまり明日は明日の色がある!今の色を心にとどめて、今日もがんばっていきまっしょい。

投稿者 M.Ohira : 2005年11月17日 13:05